下階の住人が騒音発生者を上階と誤解して騒音トラブルとなった結果、上階の住人が引っ越したケースです。
分譲マンションであれば、管理費用もしっかり払っているでしょうに、やはり管理会社は無関心・未関与のようですね、
第三者による仲介で解決するのが一番なのに、肝心の管理会社が対応しないのであれば、私たちはどうすればいいでしょうか?
以前の記事に書いた「隣人トラブル解決センター」が本当に必要ですね。
私もこのブログを通して、解決活動に貢献できれば幸いです。
(いつかそんな本格的に仕事にできるよう、まずはブログやYoutubeの広告費で頑張ります!)
価値観や属性の異なる人々と住まいを共にするマンションでは、さまざまな問題が起こる。騒音や異臭、共用施設の使い方など、他人と同じ建物で暮らすならある程度のトラブルや問題は避けられない。今回はそんなマンション住人3名で座談会をしてもらった。
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貴史さん/50代会社役員の男性、都心部・築浅タワマン高層階(約1億円)、夫婦2人
孝太郎さん/40代会社員の男性、都心近郊・築古タワマン低層階(約7000万円)、家族4人
香さん/30代会社員の女性、都心郊外マンション(約5000万円)、夫と幼い息子の3人
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「階下のクレーマー」のせいで5000万の部屋を手放した香さん
香さん
トラブルと言えば、ありがちですが、前に住んでいたマンションで騒音トラブルがありました。そのマンションは5000万円ほどで中古で購入したのですが、住み始めて1年目くらいで、下階に中年夫婦が中古で購入して引っ越してきて。問題はそこからでした…。
貴史さん
下階からの音がそんなに凄かったの?
香さん
いや、逆です。私の家に「子供の声や足音がうるさい」と中年夫婦から苦情がきたんです。最初は玄関のポストに置き手紙が入っていて、「下の階の者です。18時から22時まで、子供の足音がうるさい」といった文句が書いてありました。
香さん
トラブルを大きくしないように、すぐさま菓子折りを持って謝りに行きました。先方はかなりお怒りの様子で、「この時間とこの時間、うるさいんですよ」と「あなたたちの動向は把握している」と言わんばかりに言い募ってきます。簡単には収まらなさそうだなと思ったので、「今後、ご迷惑がかからないように対応します」と伝えてとりあえずは引き上げました。
それ以降、自宅では、フローリングだけでなく、廊下も全てクッションマットを敷き詰めて足音に気を使い、話し声も小さくし、テレビの音も必ず一定の音量以下に設定するようにしました。
孝太郎さん
まあ小さい子供がいると、ある程度の音は仕方ないですよね。
香さん
そう思ってくれる寛容な人ならよかったんですが…。困ったことに、下の階の方は、対策をした後も、継続的に苦情を入れて来ていました。それで、どうすればいいのか途方にくれていたある時、明らかにおかしいことが起きたんです。
孝太郎さん
と言いますと?
香さん
ある時、「昨晩もうるさかった」とわざわざうちの玄関口までやってきて、いつものように苦情を述べて帰っていったのですが、じつはその夜、私たち家族は旅行に出掛けていて、自宅にはいなかったんです。それで、下の階の人が言ってきているのは、かなりの部分、嫌がらせなんじゃないかと思うようになったのです。
その後も苦情は何度も続き、私たち家族もたまりかねて、管理会社や警察に相談したのですが、住民同士のトラブルで不介入ということになってしまいました。それでもう関わりたくないということで、結局、その部屋は売り払って、子供の保育園も変えたくなかったので、近所でたまたま売りに出ていた物件に買い替えました。
貴史さん
買い替えは大変でしょう。手続きの手間や諸費用の負担もあるし。損しなかった?
香さん
はい。当然、売りに出す時、売却時の告知事項に「騒音トラブルあり」と書かなくてはいけないので、やはり希望額では売れませんでした。たまたま今は市況がいいので、購入時と変わらないくらいでは売却できたのは不幸中の幸いでしたが…。しかし代わりに購入した物件のほうは、それまでと同条件とはいかず、部屋は狭く、築年数も古くなりましたね。本当にいま思い出してもはらわたが煮え繰り返る思いです。
<参照元・引用元>
・現代ビジネス
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/91300
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