アパートの駐車場に止められた、小型トラックと白い乗用車に近づく、丸刈りの男。
防犯カメラに視線を送りながら、車の後輪付近に歩み寄り、しゃがみ込んだ。
この時、男は、車の裏側でタイヤをパンクさせていたとみられる。
この防犯カメラ映像や、周辺の聞き込み捜査などの結果、21日、会社員・新原稔容疑者(38)が器物損壊の疑いで逮捕された。
新原容疑者は、1月24日午後11時ごろ、神奈川・相模原市の駐車場に止めてあった、車のタイヤ4本を鋭利なもので突き刺し、パンクさせた疑いが持たれている。
新原容疑者の部屋からは、犯行に使われたとみられるキリが押収された。
新原容疑者は、容疑を認めたうえで、「上の階の住人がうるさくて、何度言っても直らないから俺がやった」と供述している。
生活騒音をめぐる、近所トラブルを動機に挙げた、新原容疑者。
しかし、被害に遭った男性は、騒音について身に覚えがないという。
被害男性「大騒ぎしたつもりもないし、何もしてないんですけど。普通に生活しているぐらいなんで、ただ寝に帰ってくるだけなんで」
実は、このアパートでは、ほかにも不審な出来事が相次いでいた。
2021年、容疑者が住むアパート付近で、自転車が燃えるなどの不審な出来事が起きていた。
現場を確認すると、何かが燃えたような黒ずんだ跡がまだ残っている。
また、2021年3月から9月にかけ、別の住民宅のドアポストが燃えるなどの被害が、度々起きていた。
被害男性「オートバイが燃えたのと、車が燃えたのと、あとポストと、いたずらみたいな感じで、どんどんエスカレートして、刺されるんじゃないですけど、そういうことをされなければいいなって感じで。もう(家に)帰ってくるのが嫌になっていました」
一連の被害が、新原容疑者の犯行なのかはわかっていないが、警察は、これらについても調べを進めている。
<参照元・引用元>
・FNNプライムオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/4e3c79ea37c73176dda2250105d1a051831f53e0
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