2021年12月15日水曜日

【ブログ】「どうやったらお宅のような子どもに育つのか!」マンション住人から騒音の苦情!原因は本当に2歳の娘…!?

「下からの騒音だと思ってトラブルになっていたが実際は別の住人からだった!」
という騒音トラブル話です。
音の伝わり方でも”固体伝播音”は、感じ方・聞こえ方が実際の発生場所と異なる場合があるため、騒音トラブル解決の難しさが伺えます。
そんな勘違い騒音トラブルに遭った夫婦の物語が今回の記事です。

ここでの学びは、
・音の発生源の特定は難しい
・疑われたら防音対策。対策内容を被害者に伝える
 ※「子供に注意」等の目に見えない対策はダメ。


左の図は、左2階の住居者が飛び跳ね発生した足音が、床下の配管等に共鳴、共振し他の階の住居者に音が届いている様子です。
一見、まったく音が届かなそうな右2階や右3階にも、共鳴や共振によって音が届いてしまっています。







新築のマンションに引っ越して半年、上の階の住人から騒音について苦情がくるようになりました。どんなに気を付けて生活しても、上の階の住人からの苦情は収まらず……。
しかし、そんな騒音問題がある日意外な形で解決したという体験談です。

1.上の階の住人からの苦情


 新築のマンションに引っ越して半年が経ったある日、インターフォンが鳴りました。夫に対応を頼むと、「上の階の住人だが、お宅の子どもの生活音がうるさいから、もう少し静かにしてくれないか」と苦情を言うのです。
 2歳の娘はじっとしているタイプではなく、日ごろから家の中を走って移動したり、大きな声で歌を歌ったりしていました。そのため、苦情に対して驚くというよりは、とうとう苦情がきたか……というのが本音。それからは、娘が走ったり大きな声で騒いだりする際には、すぐにやめるように注意しました。

2.騒音のたびに、床を叩かれて…


 夫婦としては気を付けて生活していたつもりでした。しかし苦情があった日以降、聞こえてくる騒音に対抗するかのように、上の階から床を強く叩くような音が聞こえるように。そして数週間経ったある日、男性が怒った様子でまた家を訪ねてきました。「うちにも子どもが2人いるが、どうやって育てたらお宅のようなうるさい子どもに育つのか!」とさらに苦情を言ってくるのです。娘が大声を出さないよう気を付けてきたのに……。私たち夫婦はこれ以上どうしたらいいのかという気持ちでいっぱいでした。

3.「娘は寝ていますけど!?」


 改善しない状況に私たち夫婦はストレスが溜まっていくばかり。走ったり、歌を歌ったり、娘の好きなようにさせてあげられないことにも、娘に対して申し訳ない気持ちになっていました。そんなある日、家のインターフォンがなりました。
 上の階の男性が「何度言ったらいいんだ! いい加減静かにしてくれ!」と苦情を言ってきたのです。しかし、娘は男性が訪ねてくる1時間前から眠っており、おかしいと思った夫がすかさず「娘はしばらく前から寝ていますけど」と言い返しました。

4.騒音の原因は娘ではなかった!


 男性は私たちの家を訪ねる前に床に耳をあてて、騒音が真下からきていることを確認して訪ねてきたようです。しかし、男性が騒音を確認した時間には娘は眠っており、男性が聞いた騒音は娘や私たちが原因ではありません。
 男性は驚きを隠せない様子でしたが、状況を理解し今までのことを夫に謝ってくれました。そして今まで私たち家族が原因だと思っていた騒音も、別の場所が原因だと思ってくれたのか、それから苦情を言ってくることはなくなりました
 マンションでの騒音は、上から聞こえてきたとしても、真上の階が原因ではないという話を聞いたことがあります。それを実感するような体験でした。問題が解決するまでは、音に敏感になりストレスフルな毎日でした。意外な展開でしたが、騒音の原因が私たち家族ではないということがわかってもらえて本当によかったです。ただ、ホッとしたものの騒音で悩む方もいるということも事実。娘を思い切り遊ばせたいときは公園に行くなど気を使うようにしています。


<参考文献・引用文献>
・エルザ
https://beauty.oricon.co.jp/article/1721789/
・ベビーカレンダー
https://baby-calendar.jp/smilenews/detail/20861
・ウーマンエキサイト
https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_BabyCalendar_20861/
・プロテクト株式会社
https://house110.jp/blog/bcat/s006_2019112801.html

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